焼岳 前泊日帰り登山

2022/10/9

北アルプスにある日本百名山、焼岳

北アルプスの入門といわれている焼岳

登山を始めて7年目にしてようやく登りに行きました


天気も山では晴れてくれて、景色も良くて、いい登山になりました



2022年10月9日(登山日)


本当は爺ヶ岳にテント泊しに行こうと思っていましたが、なかなか予約する気が起きず、直前サイトを見たら予約が埋まってしまっていました。

そのため急遽変更して焼岳


今回の登山は前日に長野入りしました

夜行バスで行ってもよかったのですが、疲労等を考え前泊

平田駅のネットカフェに泊まりました



翌日、朝起きて始発で新島々駅へ

そこで予約していたタクシー乗って焼岳登山口の新中の湯登山口に向かいます

なかなかいいお値段しました…


7時45分頃に到着

軽く準備して登山開始です



登山序盤は樹林帯

しかも最初の1時間くらいはかなり急登

ストックは置いてきたので結構大変でした


1時間ほど登ると景色が開けてきます

焼岳も見えるように


振り返ればもうすでに景色がいい!

天気もなんとか持ちそうなので急いで山頂へ


ゴロゴロとした岩の中を進みます

足は取られますが、ハイペースで登っていく


あとすこし!

真ん中にみえる間欠泉に向かいます


近づくにつれてわかる間欠泉の勢いのすごさ



コルまで登りつくと南峰のほうに池

きれいでしたが、行くことはできません


そして間欠泉

ものすごい勢いでした


登山口方面

おそらく乗鞍岳の方です


少し休んで山頂へ

いい景色が待っているはず!


10:07

焼岳山頂!

もう後ろに見えてますが


絶景!!!

穂高岳に、奥に槍ヶ岳まで見えます!



ほんとうに素晴らしい景色

写真を撮りまくってしまったので厳選が大変でした


30分ほど休憩して下山

上高地側に下山していきます


硫黄の臭いがキツかったのでここでコーヒー飲むのは諦めました

下山して、上高地ついたら飲もう!と



1時間ほどで焼岳小屋につき、ここでバッチ購入

上高地までいくと登山バッチ売ってないんですよ


そしてここから先の下山路がかなりおもしろかったです


一枚岩みたいなところをロープをもって降りたり


鎖を使ってみたり


長いハシゴを降りてみたり


結構高度感はありました


ハシゴも連続できます


景色も時おりみえる



ある程度下ってしまえば変化に富んだ道も普通の登山道に戻ります


最近の雨のせいか、道が川に


今日は午後から天気が崩れる予報なので、ここから先は時間との戦い

雨具は出したくない!


ペースを上げて下山




13:06下山完了です

5時間ほどの登山でしたが、満足


上高地に向かいつつ歩きながら、どこかでコーヒー飲みたいなみたいな話をしていたら、急に雨が


焼岳山頂はもうガスの中で、ほんとにいいタイミングで登山出来ました


なんとか小雨のうちにバスターミナルには来れましたが、止む気配はなく、泣く泣くコーヒーは断念


バスの時間まで時間を潰していたら、外は大雨になっていました


14:40の新島々行きのバスで帰ります



松本まで帰り、温泉へ

いい湯でした

ただここ、ちょっと駅から遠いのが難点


温泉でのんびりし、夕食は駅前サイゼ



帰りは特急で酒盛りしながら帰宅

登山後の帰りの新幹線、特急、グリーン車で酒を飲む瞬間が登山で一番好きな時間かもしれません…




あまり気が乗らない中で登山計画を立て、決行しましたが、行ってみれば素晴らしい景色で大満足でした


アルプス自体、年に1.2回しかこれない上に、北アルプスになるとなかなか来れないですが、今後は定期的に北アルプスを訪れたいと思っています。


表銀座、裏銀座に後立山連峰、まだまだ行けてないところがたくさんあるので、コンスタントに来れればいいなと考えています



おしまい



CT:新中の湯登山口7:59→焼岳北峰10:07~10:35→焼岳小屋11:41~11:45→焼岳上高地側登山口13:06→田代橋13:20→上高地バスターミナル13:43

かまど山・天覧山 日帰り登山

2022/9/23

残暑厳しい9月末

まだまだ低山の時期は先ですが、なんとなく今月山に行く気が起きず、低山登山をすることに

ただあまりよくない選択をしてしまって、歩きながら後悔することになりました


2022年9月23日

先月の富士登山でダメージを負い、登山への気持ちが完全に無くなってしまいました

それでも毎月登山は何としてでも続けなければならない、という思いで登山は決行


問題は山をどこにするか


低山でサクッと登ろうと考え、まだ登っていない飯能百名山の一つ、かまど山を登ることにしました



今日は武蔵横手駅スタート

この駅からスタートは初めて?

今日は天気が悪い

だからこそ暑くなく、歩きやすいと思っていたんですが



かまど山登山口に向けてアスファルトを歩きます

雨は上がっていて少し蒸し暑いですが、歩きやすいです


登山道に入ります


登山道に入ると、蜘蛛の巣祭り

とっとと抜けたいのに、蜘蛛の巣が多くて抜けれない


木の棒を振り回しながら歩いてました

それでもくらう時はくらう


三角天につき


先を急ぎ


10:32かまど山

ここは鬼滅の刃で少し有名になった(らしい)山です


市松模様のテーブルもありました


ここで下山するか悩みましたが、せっかくなので久須美山の方に行くことに


少し休憩して先に進みます

絶対ここで下山するべきでした…



景色とも言えないような景色を見つつ


こういう登山道の両脇に生えてる木と木に蜘蛛の巣がかかっていて、ガッツリ顔面にあたる高さにあるんです

これが近づくまで全然気づかず、でも前だけ見て歩くわけにいかないのでずっと8の字に木の枝を振ってました



ここまでくればいつもの道


こういった広い道にも大きな蜘蛛の巣



蜘蛛の巣でメンタルはなかなかやられてますが、このまま多峯主山まで行ってやろうかと思っていたのですが


なにやら道が怪しくなってきました


少し進むとこれです

さすがに歩けませんでした…


永田台の方に降りてしまいました

勇気が足りませんでしたら


この木の棒に助けられました


降りて歩いているとこんな標高が

ここから行けばさっきのところに出ますが、この草の中を突っ込む勇気はありません


多峯主山に行こうと思いましたが、そちらの方面もなんとなく嫌な予感

回避して天覧山へ


天覧山は裏側から入り、


いつもの階段を登りきって


12時半登頂



景色はまあまあ

雲が厚いですね


軽く休憩して下山


今日はかまど山単体のはずでしたが、なぜか天覧山まで行ってしまいました

ただ、蜘蛛の巣が多くてなかなかメンタル的にはキツかったです

今日自体はそんなに暑くなく、歩きやすかった気候でしたが、やっぱり低山は10月末以降ですね


なかなかモチベが戻らないですが、ちょっとづつ登山を続けていこう思っています




おしまい



CT:武蔵横手駅10:05→登山口10:17→三角天10:28→かまど山10:32~10:39→久須美坂11:12→永田山11:23→下山11:32→天覧山登山口12:19→天覧山12:26→下山12:36→飯能駅13:01

富士山 ~日本最高地点への再チャレンジ~

2022/8/8.9

日本一の山、富士山に行ってきました

富士山は大学1年以来4年ぶり2度目

前回は疲れ果てて最高地点に行くことが出来なかったため、今回こそはと意気込んでいました



2022年8月8日

先週木曜から夏季休暇に入り、木金で富士山に行こうと思っていましたが、雨予報だったので延期

8日、9日であればなんとか天気がもちそうだったのでこの日に決行しました


前回剣ヶ峰に行けなかったので、今回こそは剣ヶ峰を踏みに行くこと、そして山頂で鍋をやることが目的

この鍋が完全に失敗でした…



16時すぎに富士吉田口五合目に到着

今回は、いわゆる弾丸登山で向かいます

装備は当時より格段に良くなり、さらに知識もつき、様々な登山を経験してきたので弾丸登山でも問題ないと判断


吉田口の小屋で夕食のラーメンを食べました

雲海ラーメンですが、なにが雲海なのかは分からず

ヤマノススメのあおいちゃんとここなちゃんも雲海ラーメン食べていたので、食べてみたかったのです

味は普通


食後、ベンチで軽く休み、18:50出発

ちょっと早すぎましたし、ちょっとどころかかなり早すぎました


だんだんと暗くなって、登り始めるとすぐに真っ暗に


5~6合目の間の樹林の中を抜けるといい景色が

ちょっと標高が高いですが、いい夜景が見えます


六合目では団体さんと遭遇

休んでいたので先に行かせてもらいました



写真を撮りつつ進みます


先はまだまだ長い

記憶が正しければ、このあたりから山頂は見えないはずです


富士山は小屋も歩く人も多いので、光の道標が綺麗に見えます


下界では花火大会がやっていたのか、富士山の上からも見えました


た〜まや〜と言いたくなります




夜景がとてもきれいで、登りながら撮る手がとまらない


20:26花小屋到着

7合目あたりです


20:41鎌岩館

4年前にとまり、午後9時頃に出発したところ


このあたりで早いのではないかと考えました

前回午後9時に出発

今回はそれよりも早い


このままだとまた深夜1時とかについて、極寒のなか耐えなきゃいけないのではないかと


のんびり歩いていたつもりでしたが、ちょっと早かったようなので、よりゆっくり歩くことにしました




21:53太子館

明らかに早い!!!


このままだと山頂での待機時間があまりにも長くなってしまいます


ゆっくり歩いたり、小屋前で休憩したりしたいのですが、8合目あたりから風がかなり強くなり、止まっていると寒い


風で寒いのが辛いので、ゆっくりと歩いて、少しでも体を動かそうと思い、どんどん休憩時間が短くなっていきました



23:09

もう本八合目も過ぎてしまう

ここで30分ほど休憩

休憩とはいっても寒さで全く休まる気がしません


山頂がかなり近くなってきました


風は相変わらず強く、冷たい


ただ、やっぱり夜景はとてもきれいです

この高さから雲海が薄く、こんなにも見えるものなんですね



23:41

ついに最後の山小屋

ここでも20分ほどの休憩


八合目を過ぎたあたりからか、友人が高山病になり、体調があまりよくないなか登っています

ただまだそこまで大した症状はでておらず、大丈夫だと判断



九号目の鳥居

ここからのこの景色が1番でした


0:57富士吉田口の山頂

早すぎましたorz

前回の反省を何も生かせてない……


今回は剣ヶ峰に行くので、夜のうちに頂上浅間大社奥宮に向かいます



そしてこれが晴れてる最後の写真…


この直後ガスの中に入り、濡れながら進んでいきました


御殿場口の方に向かい、小屋の真横で風が少し遮れそうな場所に行き、エマージェンシーシートにくるまりながら仮眠


ただ、ガスの中だからか体が濡れ、体温が下がり、風も寒く、かなり辛い中朝が来るまで耐えました


前回よりもひどかった…


それにめんどくさがって下の雨具をなぜか履かず、これがほんとうによくなかったです




なんとか、なんとか耐え、朝を迎えました

太陽は顔を出しましたが、すぐにガスの中へ

ご来光なんて見る余裕はなく、急いで朝食の準備

なんで鍋なんてやろうと思ったんだろうか…


全然食べれず、さらにアクも取れず、かなり残しました…

それに友人が高山病を悪化させ、全く食べれず

友人は肉を嬉々として多く買い、それが完全に裏目に出てしまいました


(※残したものを汁を含め、飲んだり、キッチンペーパーに吸わせたり、富士山に捨てることはしておりません。)



片付けをして5時半すぎに出発

友人の高山病がほんとうにキツイらしく、剣ヶ峰を諦めて降りるか検討しましたが、剣ヶ峰だけは行こうと



ガスの中、剣ヶ峰へ

写真を撮る余裕はこの時点ではもうほとんどありません

剣ヶ峰直下の砂がかなり滑りやすく苦戦

そして剣ヶ峰は行列


20分ほど並び、


到達しました!

6:10剣ヶ峰

日本で最も高い場所にやっと立てました

記念写真だけ撮って下山


下山とはいいつつも、一応お鉢めぐり

戻るのも進むのも変わらなかったので周りました

ただ、




なんも見えませんでした

ガスの中に鳥居があるのを見つけ、友人に声掛けるも、反応無し


6:44戻ってきました


この証明証をとれるQRコードがあり、獲得

友人がものすごく下山したそうだったので即下山


今回は(も)厳しかったと思いながら下山

この後に地獄が待っていると知らず…


どんどん下る

道は単調で面白くない


しかし、どんどん下っていくと


八合目付近でガスからぬけ、青空が!


晴れて下が見えるようになってからが本当の地獄


下っても下ってもたどり着かない

ずっと下りなので足にものすごい負荷がかかる


ずっとぶつくさ文句を言いながら下ってました。

友人は早く降りたいからか、どんどん先に行き、自分は足が痛くペースが落ちる


登り以上に写真なんて撮っている余裕はなかったです


永遠かのように思えた下りも、2時間半ほどで六合目

やっと終わりが見えてきました


山頂は雲の中



その後も必死に降り続け


9:52下山完了


10時半くらいのバスがあり、それに乗ろうと思っていました。

ただ、職場への夏季休暇のお土産も買わなければと考え、友人に「職場へ土産買わないと〜」みたいなことを言ったら、「降りて駅で買えばいい」と却下されました。

いくら体調悪かったとはいえ未だに許さん




バスで麓まで降り、温泉へ


この温泉が2000円もして、高かったです

温泉自体はよかったですが、そこそこ混んでいて、昼飯も食べず


大月まで戻って駅そばで〆



4年ぶりに富士登山をしましたが、4年前の反省を生かせず、今回もミスをしました

ご来光登山と思って登ったのに、肝心のご来光は見れず

富士山山頂で鍋をするというのも無謀でした

友人が高山病になり、お互い低体温症になる可能性があったので、今後こういう登山のときはもっと事前の準備が必要だなと痛感しました



改めて富士山は登るより見るものだなとも実感してしまった…

今後夏に富士山に行くことはないでしょうが、残雪期に雪山として富士山に行ってみたいとは思っています。




おしまい


CT:五合目レストハウス18:50→六合目19:23→花小屋20:19~20:26→東洋館21:00~21:15→太子館21:35~21:53→白雲荘22:20~22:44→本八合目富士ホテル第一

23:09~23:26→御来光館23:41~23:59→富士吉田口山頂0:57~1:06→頂上浅間大社奥宮1:29~5:37→剣ヶ峰6:09→吉田口山頂6:44~6:51→六合目9:24→五合目9:52