八ヶ岳王道ルート テント泊

2020/9/5.6


昨日は富山まで行ってゲリラ豪雨で撤退

八ヶ岳なら天気もよさそうとみて茅野駅まで下る

今日は美濃戸口から行者小屋まであがり、テントをたてて赤岳〜横岳〜硫黄岳の王道ルート

剱岳に行けなかったのは残念ですが、登山始めて6年目を目前にして初めての八ヶ岳

これはこれでテンション高めでしたが…






2020年9月4日

富山から帰り、茅野駅のホテルを朝5時半に出発

タクシーで美濃戸口へ

タクシーが道が空いてるからかめちゃくちゃスピードだしてました。

ゆっくりでいいんですよ?


八ヶ岳山荘で準備して、5:50出発



ここからの道のりは基本上り、でもこの出発直後に下りに帰り苦しめられることに


ここからは登り


やまのこ村をすぎ、


赤岳山荘


6:33美濃戸山荘

荷物が結構重い


この美濃戸山荘から本格的な登山道です

自分たちは行者小屋に向かうので南沢


序盤はかなり苔むしていて、聞いていたとおり苔マニア?の方には好きそうな場所が多め

八ヶ岳は岩稜のイメージが強いですが、下の方は落ち着いた雰囲気

これはこれでいい感じです


ただ、結構標高上げていくため、重い荷物が着実とダメージを与えてきます


登山道は基本



こんな感じです


省略!

(というより写真撮る余裕がなかったが本音)


ペースも落ちていってどんどん抜かされていく

テント担いでても抜かすことが多かったのに、年々鍛えてないので体力が落ちていっている気がする



美濃戸山荘から1時間半ほど歩くとようやく視界がひらけ、八ヶ岳の稜線がかすかに見えました!

ただここから行者小屋までの1時間弱がゴロゴロとした岩が多い場所を歩くため、そうとう足にきました


8:20行者小屋着!

着いた時に小屋の写真撮り忘れました

美濃戸山荘から2時間半、八ヶ岳山荘からは3時間半でした。


テントを立て、即出発

今日は長い一日なのです

8:45出発

荷物を置いたので体が軽い!

サクサク歩ける

最初の10分すこしは樹林帯で、そこからは岩稜帯


こういった徐々にゴロゴロとした岩が増え、樹林帯を抜けていく感じ

登ってるなという実感


ハシゴを超え、



ハシゴは結構急です



40分ほどで行者小屋から結構上がってきたのがよくわかる


登ってるとガスが…

まだ赤岳にはかかってないので急ぎ



ここをもしテント担いでいたらと思うと

身軽っていいですね


行者小屋から1時間

ガスが………


ここから赤岳にむかうこういった道がけっこう神経使う

岩を落としそうで、慎重に


あぁ

赤岳山頂がガスにのまれてしまう


10:15赤岳登頂!

景色は!!!






うーーーーん

なんともいえない

天気も回復しなさそうなので横岳へ


ガスがさっきより濃くなってきた


赤岳展望荘


トイレをお借りし、小休憩して


もう11時

まだまだ先は長いぞ


横岳方面は完全にガスの中

もはや景色は諦めです


景色は諦めててもこういったガスの中からあらわれる山の形は何か男心をくすぶられるような感じ




ちょっとしたハシゴを登れば


三叉峰

ここも横岳の一つ

横岳っていくつかのピークの総称です


ここまで来れば奥の院までもう少し


みえた


横岳奥の院!

ここが横岳で1番高いピーク


当然景色は


なし!



先へ進みましょう


山頂を降りて硫黄岳へ


硫黄岳方面にいくと少しだけガスが薄くなってきた?



なにやらガスが晴れてきてます!


結構いい感じになってきました!!!



のですが、


ゴロゴロ⚡️


と不穏な音


赤岳の方から雷の音がしてきました

それと同時に赤岳方面から急に雲が



なんとか雲から逃げようと必死に硫黄岳へ

ここまできたら爆裂火口はみたい!!!


ちなみにこちらの山荘も今年はお休み



さあ逃げきる!


逃げ!!


きれ…


ず…


12:40硫黄岳到着


悲しい

さらに雷が爆音ですぐ近くでなっているので、急いで下山


雷怖い



さあ下山



下山開始してすぐに大雨


硫黄岳で雨具着といて正解

土砂降り



川を見てもらえればわかると思いますが、この一瞬の雨で川の色が茶色く


あまりの雨で写真を撮る余裕なんてなく、とにかく転ばないように気をつけながら下ってました。



13:47赤岳鉱泉

だいたい硫黄岳から1時間くらいで下山

八ヶ岳のバッチが欲しかったのですが、売ってなく、ステッカーだけ買いました

行者小屋はやっていなかったで、食べ物やら飲み物やらを購入する場合はここで

それと行者小屋のテント代もここで支払い




この頃には雨もだいぶ落ち着いており、のんびりと行者小屋まで

すると…

なんということでしょう

あれだけガスが出て、さらに雷がなり、大雨がふっていた稜線がすっかり晴れております


これにはガックシ


まあでもそんなもんですよ

降りたら晴れる

これが登山基本


そして小屋まで帰ってきてテントを見ると


完全に水の通り道となっており、浸水はないもののテント裏面はドロドロ

なんてこった…


急いでペグをとり、テント裏を少し乾かす

そしてテントの位置を変えました


先程の位置より少し上の場所


小屋着いてしっかり晴れていたのでついでにザックなども乾かします。

ザックカバーを忘れたため、ザックがぐっしょりになっていたのでこの時間で乾かないと、濡れたザックをテント内に持ち込むことになってしまう!





憎たらしいくらいの快晴





16時頃に夕飯

今日は贅沢にカレー2種類

ほんとうは早月小屋で食べるはすでした


個人的にボンカレーがレトルトカレーの中で最も美味しいと思ってます。

変なスパイスもなくて、食べやすい

ボンカレー 一択






さすがに17時近くなると日も落ち、雲もではじめました。



お茶を飲み、昨日今日を振り返り、17時すぎにテントの中へ


テント内に入ると雨音が

タイミング完璧でした



そして深夜八ヶ岳稜線の方で雷の音

ときおり光も

ずっと鳴ってたため、あまり眠れず、目をつむってテントに落ちませんようにと思いつつ就寝




長くなりましたが、翌日は帰るだけなので続けます




2020年9月6日

午前3時頃までずっと雷が鳴り続け、寝た気がせず

さらに雨も雷が鳴り終わったあともずっと降っていて、なかなか外に出て動く気になれず

結局雨が止んだのは7時前くらいでした


今日はあまり天気が良くなさそう


ささっと朝食をとり、7時下山開始


昨日歩いた道をゆったり下山します。



この行者小屋を降りた直後にある、30分ほど続くゴロゴロとして岩の道は好みでない

荷物もまた重いですし


昨日の雨と一晩中降り続いた雨のせいで道のぬかるみに結構足を取られます

岩も滑りやすくなってます


これがマイナスイオンってやつですかね?

雨降ったあとの苔はなかなかのもの


あとはもうどんどん下山

コースタイムより遅い



ここまでくればもう美濃戸山荘は目の前



お疲れ様でした!

といいたいですが、ここから美濃戸口まではまだ長い


登ったり


下ったり

でも基本下り

ただ整備された道がやっぱり登山靴と相性が悪い


行者小屋から美濃戸口って結構長いし、標高差もあるので気楽にいける感じじゃない印象


のんびり歩き


この橋まできたらあと少し!

ただここから美濃戸口までは登り

これが最後に体にガッツリとダメージを与えてきます


歩ききって美濃戸口到着!


10:20 

お疲れ様でした!!!



八ヶ岳山荘で八ヶ岳のバッチ買お〜って思ったら、八ヶ岳の何十周年?みたいな記念のバッチしかなく、見送ることに

八ヶ岳はそれなりに近いのでまたくるでしょう


ただ、赤岳山荘にバッチ売ってたのを見たのに、八ヶ岳山荘にあるでしょ!って思ってスルーしたのはよくなかった…



帰りは美濃戸口からバスで茅野駅へ

茅野駅のビルのレストランで昼食


(3年前のことなのでどんな店だったか記憶にないですが、ハンバーグドリアおいしかったです。ただ、エビが大変苦手なのですが、エビが入っておりました。。。食べましたが)


その後甲府まで移動して、大好きな銭湯へ

この銭湯がほんとにいい

甲府に住んでたら週一で通うのに



ひとっぷろ浴びて、いつも通り鈍行で帰宅




今回の登山は、もともと剱岳の予定が馬場島にすら到達できず、急遽変更したという全体的に忙しかったです。

3年連続で計画して、3年連続登れないというのはなかなかに悔しく、でもまた来年への楽しみができました。(その来年の2021年は結局登れず、その後は計画すら立てることなく2023年のシーズンが終わりましたorz...)


ただ、八ヶ岳に初めて行くことができました!が、景色が悪かったのでこれはまた行かなきゃいけません!


今度いく時は硫黄岳の爆裂火口だけは見なければいけないですし、赤岳からもしっかり360度絶景を拝みたいものです。




おしまい




CT

9/5

美濃戸口5:50

赤岳山荘6:28

美濃戸山荘6:33

行者小屋8:20~9:01

地蔵ノ頭9:44

赤岳山頂10:15~10:22

赤岳展望荘10:55~11:02

横岳(奥の院)11:57~12:00

硫黄岳山荘12:25

硫黄岳12:40~12:46

赤岳鉱泉13:46~13:57

行者小屋14:27


9/6

行者小屋7:05

美濃戸山荘9:20~9:25

赤岳山荘9:30~9:40

美濃戸口10:20

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