雲取山 奥多摩小屋テント泊

2018年10/20日、雲取山へ行ってきました。天気に恵まれ、絶好の登山日和!朝日もキレイで富士山の御来光リベンジ出来ました٩(๑>◡<๑)۶



CT

初日:鴨沢BS9:25→堂所10:50~10:55→七ツ石小屋11:32~11:58→七ツ石小屋12:17~12:23→奥多摩小屋13:00

2日目:奥多摩小屋4:58→雲取山山頂5:36~6:10→奥多摩小屋6:50~9:00→七つ石山9:35~9:39→鷹ノ巣山11:10~11:30→六ツ石山12:45~13:10→登山口14:23→もえぎの湯15:05



山では紅葉も終わりを迎えそろそろ雪化粧を身にまとう晩秋。この時期に雪も凍結もなくてテント泊できる山ないかな~とテント泊に飢えた自分が考えていたところ、いい山発見!さらに週末は天気もいいとのこと。これは行くしかないと友人を誘っていざ雲取山へ。

それに雲取山は標高と同じ数字である2017年にめちゃくちゃ登りたくて、でも受験生だから登れなくて…本当に後悔した山だったからこの山に対する想いは人一倍。


奥多摩駅~鴨沢バス停までバスで行き、奥多摩小屋テント場で1泊、翌日は御来光みてから石尾根を通って奥多摩駅まで直接歩くロングコースを選択。

鴨沢バス停につくともうそれは完璧なほどまでの晴れ!といいたいところなんだけど、そこそこ厚めの雲を発見。ただ晴れは晴れなので曇るなーと心の中で叫びつつ登山開始。


サクサクと進んでいく。かなり調子よくてコースタイムを巻きます。友人の調子はあまりよくないので、遅いとはいえそれでもほかの登山者たちをどんどん置い抜いていきます。


七ツ石小屋で休憩をとる。もちろん巻道は行かないですよ。七つ石山も踏みに向かいます。


うーんなんか分厚い雲に覆われてるな~


小屋から30~40分ほど歩くと

七ツ石山到着(^^)

ここまでの道のりで険しいところは全くなく、テント装備背負っていても大変じゃなかったです。確実に夜叉神峠登山口~夜叉神峠までの方が辛かったと思います。ただ、七ツ石山までの距離はかなりあるので、とにかく長いです。そうは言っても普段から登山していて、体力があれば地図上のコースタイムをかなり巻くことができると思います。


雲取山山頂だ!その手前の奥多摩小屋はーー見えないな。

ここまで来ちゃえばあとちょっと


最初に下って、平坦とちょっとした登りを超えていくと

このヘリポートからだいたい奥多摩小屋のテント場です。へリポートにはテントを張らないように(現在使われているかは不明です)。


誰にも抜かされずに歩いてきたのにもうこのテントの量(・o・)

たくさん張れるとはいえ12時過ぎでこの状態はすごい!やはり自宅からだと一番のバスに乗れないのでその差なのか…

まだ張れそうな箇所はかなりあるので、テントを早急に張ります。

なんとかたいらかな…ギリギリ


テントの受付は

こちらの奥多摩小屋です。今年度で閉まるということもあって今回来ました。このテント場もなくなってしまうらしくて(もうなくなりました)かなり寂しい。こんだけいいスペースがあるのにもったいない(´・ ・`)

なんとかテント場だけでもまた開いてほしいものです。


名物奥多摩小屋のトイレ

ウワサ通りの臭いでした


まだまだ夕食まで時間があるのでお散歩。(テントの中がかなり暑くて灼熱地獄だったので外に出た方が気持ちいい)

テント場が見渡せる場所(雲取山に向かう道の途中)があるのでそこまで


おお!なかなか張られてますね~


散歩がおわるとティータイム?

セブンでかったチュロッキー3個入りとコーヒー。下界じゃコーヒー飲まないしあんまり好きじゃないんだけど山の上で飲むコーヒーだけは別格。三歩みたいにコーヒーが似合う男になりたいぜ( ̄∇ ̄)


夕食をとり、就寝。夜中に起きて夜空を見ると一面星の海って言いたかったけど、かなり月のあかりが強くて星は少ししか見れなかったです。いつか満天の星空見てやるぞ!


翌朝

なんとか4時過ぎ起床。昨日の昼とはうってかわった寒さ。もう御来光とかいいんじゃないかとか頭をよぎったけど、富士山でのリベンジを果たすため、体を無理くり起こして5時前に出発。コースタイム通りなら1時間ほどかかる。6時くらいが日の出なので、間に合うか間に合わないかのライン。かといって真っ暗闇なので走るわけにも行かない。間に合わなかったら間に合わなかっただとは思いつつも急ぐ。


太陽の光が少しづつ届いてきて、だんだんヘッドライトが要らなくなってくる。

こういう陽の当たってない富士山もなんか趣?があって好き( ´ ` *)


あっという間に

山頂。なんだかあっけなかったです。最初の昨日散歩したところまでがそこそこ急で歩きにくくて大変ですが、そこを過ぎると登りはあるもののたいしたものじゃなかったです。


御来光の瞬間

やっと綺麗に見れました。富士山の時の陽が出たのか出てないのかわからない状態じゃなくて、陽がしっかりとでてくれたところが見れました。


富士山も

いいもの見せてもらいました。


さあテント場に戻りましょう



行きは見れなかった道

こんな感じでながく続きます。


テント場に戻ってきたら朝食

お茶漬けに

コーヒー

さらに

富士山

富士山の見える位置まで移動して朝食としました。テントたてた場所からじゃ景色何も見えなかったしね。

ちなみにもういらない情報かとは思いますが、奥多摩小屋はauは入らず、docomoは入りました。


朝食を予定よりもかなりゆっくりと取り、さて石尾根で下山しようと地図と行動予定表を確認したところ…


「(・◇・)やっちまった…」


なにがやっちまったかというと、コースタイムの確認ミスです。行動予定表書いてた時に何かを見間違えて、コースタイム通りにこのまま石尾根を突き進むと下山予定時刻が18時。

バス停に降りるか石尾根をこのまま進むか協議し、結果、石尾根を行こう!コースタイムを巻きまくろう!となりました。(なんか最近失敗してばっかだな)


パパッとテントを撤収してまずは七ツ石山へ。


山頂で少々休憩をとって(行動食切れかけてたので友人からバタピーもらって)すぐ出発


最初のうちは景色も良くて辛い箇所もなくていい道だな~とか思ってたんですが、


鷹ノ巣山避難小屋につく頃にはバテバテ(この間1時間ほどあります。コースタイム通りに行けばもっとあります。)

さらに鷹ノ巣山避難小屋から鷹ノ巣山までの急登。これが疲弊した足に大きなダメージを与えます。



ただ

鷹ノ巣山山頂からはいい景色を眺めるのことが出来ました。南アルプスのほうまで結構綺麗に見えて、鳳凰三山も近くのおばちゃんグループから教えてもらって気がつきました。少し長めの休憩をとり、あと半分くらい、頑張ります!


こんな感じのところを降り、微妙なアップダウンで足を酷使し、やっとのことで

六ツ石山です。景色はもう見慣れてしまっていたので、水飲み休憩だけはさみます。ぶっちゃけると六ツ石山は山頂踏んでも踏まなくても良かったです。分岐点で六ツ石山に行く方とそのまま縦走路を歩く方があります。分岐点からそこそこ急に登りますし…


でも六ツ石山からもかなり長くて、まだまだアップダウンの連続。もうこれしかないっていうくらい続きます。平坦な写真あげてますが、辛いところの写真撮るのもめんどくさくて、たまたまこの写真しか撮ってなかったです(笑)


こーあう根っこがラストにあって前に降った雨の影響か滑りに滑ります。


これが見えたら終了です。なんとこの時点で14時半前!巻いたというレベルじゃないくらい巻きました!(*´ω`*)

あとは舗装路を歩いてゴールの奥多摩駅までそこそこの距離を歩くのですが、寄り道~

もえぎの湯。温泉ですよ。大きな温泉でした。まったりして今度こそ奥多摩駅へ。


久しぶりにキレイに晴れた登山でした。テント泊にはまだまだ慣れていないけど、夜はしっかり眠れたし、朝日もみれたりといい登山でした。コースタイムを間違えて計算していたのは反省しなきゃいけない点なので次回からはもう少し慎重に計画をたてようと思いました。


石尾根は最初は景色が良くて歩きやすいけど、だんだんとその単調な感じに飽きてきて、さらにアップダウンが多くなってくるから結構疲れます。個人的にはもういいかなと思ってしまいました。


やっぱいいテント場だったから奥多摩小屋無くなっちゃうのはやっぱり寂しいし、雲取山荘の小さいテント場しか使えなくなっちゃうからテント泊しづらくなっちゃうな~。せっかく関東にある行きやすくてテント泊できる山だったのにな。


これから本格的な冬が始まるのでもうテント泊は来年までお預けだけど、これからは日帰り低山の楽しい時期だ٩(ˊᗜˋ*)و




(※将門馬場付近で踏跡消えて迷いかけたのはここだけの話)

鳳凰三山 ~初テント泊&初アルプス~

今年の2大登山の一つ、鳳凰三山。富士山が終わって少々山に対する気持ちが萎えつつも、せっかくバイト休みとったし、台風きてないし、ということで行ってきました。


しかし、台風は来てなかったけど案の定…



2018年9/13

夜叉神峠登山口10:25→夜叉神峠11:07~11:13 →杖立峠道標12:17~12:23→苺平13:35→南御室小屋14:01~14:43→薬師小屋15:39→薬師岳15:45~16:00→南御室小屋17:33

9/14

南御室小屋8:26→苺平8:54→杖立峠9:34~9:46→杖立峠道標10:02→夜叉神峠10:58→夜叉神峠登山口11:39



始発で出発し、目指すは甲府駅。甲府駅からバスで広河原行きに乗る。ただ鳳凰三山の場合は途中の夜叉神峠登山口でおります。たしか2~3人くらい降りてたかな?

ゆるキャンのしまりんもここに来ていたな


ここで準備をして出発。まずは夜叉人峠までの道のりをウォーミングアップもかねて歩き始めること10分…


.............いてぇ


腸脛靭帯炎再発ですoh(´・ω・`)...テーピングしなかった自分が悪いとはいえ、まさかここで再発するなんて思ってもなかった…

しかも登山開始直後に…


このまま登山口まで戻って大人しく帰るか、必死で登るかかなり悩みましたが、ここまで来たからということで南御室小屋まで頑張ることに

こんなのってないわ(´・ ・`)


そして夜叉神峠登山口から歩くこと40分。

そこには…

北岳が見えるそうです。


軽く休憩して歩きます。登りならなんとかストック頼りに出来るから今少し楽だけどこれ下りやばそう


杖立峠と杖立峠道標の二つがあるんだけど、この時はよく分からなかったです。地図見ても不思議だったし


道もガスってきたり~

一瞬だけ見えたりして~


苺平です。ここまでが長かった。夜叉神峠から約2時間。これでもかな~り飛ばした方で、本来のコースタイムなら3時間半程度かかる予定だし。

ここまで来ちゃえばあとちょっとです。

30分程歩いて


到着(^^)

もう14時。受付を済ませて手早くテントを立てねば

本日の我が家完成!立てるのに20分以上かかってしまった。手早く立てるのは難しいです。


さて、本来ならこの時間から登山することなんてしちゃいけないんだけど、、、


明日天気が崩れるらしいので薬師岳まで行っちゃいましょう!下見です、下見。とりあえず道を覚えて明日地蔵岳までいくための予行練習


というわけのわからない理論で行っちゃいました。本当に後悔してます。こんなことしちゃダメですよ、皆さん。


往復で2時間ほどです。テント場から出発した直後だけそこそこ足が悪くて、滑りそうになったのですが、それ以降は順調に標高を上げていきます。足は相変わらず痛いですが、我慢我慢


森林限界直前で鹿発見!バッチリカメラ目線もらいましたが、少し遠いですね


こういうの好きなんだよね~光が差し込んでる感じ


ひどく真っ白。。。


薬師小屋を過ぎて登った先に


山頂٩(๑>◡<๑)۶

でも周りは

真っ白( ̄▽ ̄)


たまーに一瞬晴れて

太陽を感じたり

近くの山が見えました。


滞在時間短めでとっとと帰ります。雨降る前に帰るぞ


おかしい…ものすごく足場が悪くてすごく滑るんですよ。手のひら岩で切っちゃいましたし…

森林の中にはいる直前であまりにもおかしいことに気がついて、とあるアプリをつけてみてみました。


右側のラインが登りで歩いてきた道。左のラインは山頂で止めたことを思い出し途中からつけ始めた記録。右のラインをそのまま下らなきゃ行けなかったのにどこからか途中で左側にそれてしまい、あわや遭難っていうところでした。この道、マーカーがかなり丁寧についてあったのですが、なぜかとある部分で見落としてしまい、間違った方へ進んでしまったのです。なんとなーく踏みあとっぽいのもありましたし、森林の中も道っぽくなっていたんです。


急いで登り返して、正規ルートに戻り、慎重かつ素早くテント場まで下山。


さっきよりもかなりガスがこくなって辺りが暗くなって本当に怖かったです。森林限界まで戻ってきて、人と会ったのですが、かなりホッとしました。

独りってすごく怖かったし寂しかったな


この安心感といったらもう、なんとも…


テント場に帰ってきてすぐに

かなり暗くなりました。こんなにすぐ暗くなるなんて、知識としてはありましたが、実感したのは初めてでした。


すぐにご飯の支度をして

今日は少し豪華に


食後はもちろん

コーヒー

あまりコーヒーは好きではなく、普段は全く飲まないのですが、このコーヒーだけは格別に美味しかったです。(19円のコーヒーですが)


食事を終え、テントの中に入るとすぐに大雨。なんとも今日は色々とセーフでした。


明日の行程ですが…

もうこの時点で決めてしまいました。明日は例え晴れてても登るのはやめようと。自分の判断ミスで遭難未遂。もしあのまま降りてしまっていたら今頃生きていたかもわからない。独り、そして死ぬことへの恐怖心が登りたい欲よりも強くなってしまいました。


そうと決まるとかなり気持ち的には楽です。雨音をききながら眠りにつきます。


2時間起きに起きつつ5時頃起床。20時くらいに寝たので、かなりしっかり寝れました。雨はまだ降っていましたのでテント内で朝食


フリーズドライのほうれん草とチーズのリゾット。これが美味いんですよ。ただ量が少ないのと…結構こぼしてしまい、食べるところが少なくなってしまいました。(こぼしたのはテントの外側なのでセーフ)

なので追加で

みんな大好きチキンラーメンです。ですが、具材が全くないので最後の方は飽きてしまいました。やはり醤油系のラーメンは何かしらいれないと飽きちゃうな。


雨が上がったすきを狙ってテントを片します。濡れたテントは重く、かなりかさばるのでパッキングが大変( ̄人 ̄;)

雨降らないで~と祈りつつ片付けを完了させ、下山開始。未練はなくはないですが、来年の楽しみにとっておきます。


帰りは行きよりも速い。


杖立峠で休憩してたおばちゃんと話をしながら自分も休憩。鳥取から来たんだって。

中国地方の山もいつか行ってみたいな~。伯耆大山とかさ


休憩もそこそこに夜叉神峠まで飛ばします。


やっぱり真っ白。ここまでかなりのペースで歩いてますが、右膝がもう限界で、涙目になりながら歩いてます。基本的に歩きやすい道ばかりで、たまに岩がゴロゴロしてるところがあるくらい。ただもう右脚で踏ん張りが効かないというやばさ。


あとちょっとがんばるぞヽ(;▽;)ノ


なんか建物っぽいのみえる!?


あぁ、終わった…

疲れたのと楽しかったのと痛いのと悔しいのと、色々な感情がでてきます。


が、とりあえず風呂!

夜叉神の森で風呂なのですが…

洗い場3つ、家の湯船2つ分ほどの大きさの湯船1つ、のみ!

なんとも衝撃でした。ただここは山小屋扱いなのでありがたく入ります。(でも500円か…)


この後はバスで甲府駅まで戻り、いつも通り甘いものを食べ、お土産を買って帰りました。


初めてのアルプス、初めてのテント泊ということでかなり興奮してました。それが裏目?にでたのか、遭難しかけてしまいました。今回のことは反省して次以降の登山に生かそうと思いました。


ただ、テント泊はとても楽しくて、ソロだと自分だけのプライベートなスペースを山の中で確立することができる素晴らしいものでした。しかし、雨で濡れたテントはかさばるし重いしで、次のテント泊は絶対晴れ狙う!と心に誓いました。


山頂からいい景色を見えなかったのが悔しいのでまた来年くるぞー。そして観音岳、地蔵岳も登るぞー( ´ ▽ ` )ノ


白桃生シュークリーム美味しかったです

富士山 ~日本一の山へ~

2018年8/27.28

ついに日本一の山、富士山に登ってきました。

天気予報だと雲多めでしたが、、、



CT:富士吉田口五合目12:30~13:25 → 鎌岩館15:20~21:15 → 太子館21:57~22:03 → 元祖館22:40~22:47 → 富士山ホテル23:00~23:10 → 御来光館23:30~0:07 → 富士山山頂0:59~5:25 → 浅間大社山頂6:00~6:10 →(御殿場ルート下山)→ 赤石小屋6:40~6:45 → 宝永山分岐7:45 → 宝永山山頂7:58~8:03 → 大石茶屋9:03~9:48 → 御殿場新五合目BS9:55


日本人の心の故郷であり象徴的な存在でもある富士山。この山の計画をし始めたのは登山始めた直後だった。しかし、一緒に行く予定だった友人が家の都合で行けず、翌年は受験生なので行けず。ようやく今年の夏に行けました。あの時のメンバーとは1人入れ替わってしまったが、いい登山にしようと計画段階からかなりワクワク((o(。>ω<。)o))


当日、バスタ新宿から富士吉田口五合目まで向かう。もう楽しみで楽しみで内面“o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪


いい天気😊…に見えるんだけど実はそこそこ曇ってる。山頂の方が完全に雲の中だし。

それにかなり涼しくて肌寒く感じる。そりゃ〜五合目で2300mもあるんだから、寒く感じてもしょうがない。


おお!ポストもほんとにある!


昼飯を食べ、トイレに行き、軽く高度順応してから出発!もちろん入山料は払いましたよ(*´ω`*)こんなに整備してもらってますしね

平坦〜ガス〜


さて、ここから本格的に始まります。

ここまでは平坦でしたが、六合目まではサクッといきます。

富士山っぽくない(笑)


有名な…トンネル?なんでしたっけ?ここを抜けると

さて、ここまででウォーミングアップおしまいです。


渋滞…ですが、抜かせてもらえるところは抜かしちゃいます。


下の方はそこそこ見えますね〜


岩場。意外と急でそこそこ疲れる。軍手はあった方がいいかもな〜。人はあまり写ってないですが、実際にかなりいます。


五合目出発から約二時間後

本日の宿泊場所に到着!七合目の鎌岩館です。なぜここかというと、八合目以上に行くと混むのではないか、混んだら寝れないのではないかと不安に思ったからです。


こんな感じでシュラフが並べられていて、全員シュラフで寝れます。布団だと布団1枚に2人とか普通にあるので、これは助かります( ̄∇ ̄)


21時には出発予定なので、すぐに寝るのですが…なかなか寝つけず。自分は30分〜1時間程意識が完全になかったので寝てたのだと思いますが、友人2人は全く寝れなかったそうです。普段深夜に寝てる人間が16時とかに寝れるはずないっちゃないのですが…


20時頃に完全に目覚めて少し小屋前を散歩

写真の技術がなさすぎますが、街の方はそこそこ見えました。月光が強くて、月の光ってほんとに眩しいなということを知れたいい機会でした。


21時、さて出発です。混雑に巻き込まれないように早めに出たのですが、これが最悪の決定でした。どんなひどいことが起こったかはあとで話したいと思います。


太子館です。なぜか予定してたペースより早い。ゆっくり歩いてるつもりなのに…


途中で遠くの雲で雷がなっていて、少し怖さはありましたが、逆に雷がキレイでもありました。


太子館からすぐに蓬莱館につきます。ここ辺りで寒くなってきたのでフリースをきます。


小屋を過ぎたあたりから強風。風がかなり強くて、寒い


とりあえず寒くて手がかじかんでいるので写真撮るのも必死です。


ニセ鳥居(九合目の鳥居)にガッカリし、

あとちょっとなようなまだまだなような…


これはそこそこよく撮れました( ̄▽ ̄)


もう少し登って(岩は少なくなります。ジグザグに登っていくので簡単ですが長く感じます)


おお!?

キタ━━ヽ(´ω`)ノ゙━━!!

山頂!そしてまだ午前1時前!

あれ?まだ1時だと…

ここからジゴクが始まります。


まずは山頂からの夜景ですが…

写真の技術上げねば…(2019年10月現在上がってません)


たしか日の出が5時過ぎ、現在1時。4時間山頂待機。しかもかなり寒い。半端なく風が強くて寒い。御来光見るためにベンチで待機してたので遮るものなく直接風に吹かれるため寒い。コースタイム通りなら2時過ぎ、3時前に着く予定だったからかなりペースが早かったんだなと反省。

寒いので頑張ってお湯沸かすも…一時間経ってもわかず。どころが熱くなる気配なし。さらに途中で風で消える。一時間つけ、ラーメンにお湯?をいれる。

カレー麺なのですが固形ルーが溶けきらず、固形ルーをそのまま食べることに。不味かった。これは溶かさずに食べちゃいけないやつだ。口の中に残るし、あの食感とあの味は二度と忘れない。もう繰り返さないと決意(数ヶ月後やらかしてます。そのことはまた後日)


4時半頃

山頂の小屋が開きました。そしてこの人具合!早くついてよかった〜とは思うのが普通なのでしょうがあまりの疲労感でもはやなにも実感しません。唯一考えてたのは次登る時は御来光登山はやめよう…ということ


耐えに耐えて5時頃

ようやく希望の光が!

揃って全員太陽の方を向いてます。


5時半ようやく。焦らしに焦らされて太陽がでたのか?でてないのか?と周りの人も話してました。


辺りがみえるようになり、、

火口が半端なかったです。ここから噴火されたらひとたまりもないでしょうね。被害がないのなら火が上がるのがキレイに見えるかも知れないのですが、被害が確実に出ますからね。噴火の恐ろしさは御嶽山で充分分かっているのではないでしょうか。


頂上浅間大社奥宮に着き、剣ヶ峰に向かおうと思ったところ

並んでるように見えるんですよね( .. )

強風にさらされた我々がそんな苦行をするなんて…できるはずがないです。と全会一致で予定通り御殿場ルートで下山決定。とりあえず記念写真だけとって貰いました。


あとはここから下るだけ、なのですが

ここからが想像以上でした。


最初のうちはいいのですが、下が見える分まだ着かないもどかしさが強くなります。一つ一つの山小屋が遠い御殿場ルートは登りでは使わなくてよかった。


途中途中で振り返る。あの上にいたんだと実感。


そして今回のお目当て

宝永山です!


ここって強風で有名で楽しみにしてたんです(^^)


やはり風が強かったです。歩けなくなるまでは行かなくても油断すると体が流される感じはありました。


山頂からは写真の通り、雲海しか見えなかったです。なかなかこの高さだと街や海を見してはくれないのか?


そして

この火口はほんとに凄かったです。富士山山頂に匹敵するくらい。大きさだと山頂よりも大きかったように見えます。その火口の中をあるくプリンスルート(皇太子(現天皇陛下)が歩いたからプリンスルートと呼ばれてるそうです)というのもあり、かなり惹かれたのですが今回は大砂走りを体験するためにも断念。


分岐まで戻って


ここあたりから始まります(宝永山分岐よりだいぶ前から始まっていたのですが、走れるような砂はこのあたりからです)。大砂走りの本領発揮(^^♪


こんな感じに雲に向かってダイブするような感じで走ります。一回走り出すと止まるのが大変で、でも途中に大きめの石があって転びそうになって、、最初の方は楽しかったんです。友人と笑いながら走って。でもこんなことが一時間も続くとなると話は別です。


だんだん疲れてきて、途中から雲の中に完全に入っちゃって、ゴールが見えないという苦しい状態。なので

ここがゴールです。下から撮った写真ですが、だんだん傾斜がゆるくなって最後はちょっとした階段でした。


茶屋でお土産と登山バッチを買い、休憩。

友人2人は結構やられたらしくグダーっとしてた(´・ ・`)


バスの時間が近づいてきたのでバス停まで移動。バス停まではすぐそこで歩いて数分でつく。

これにて富士登山終了。あとはバスで御殿場駅へ。


登山始めた直後から計画していた富士山に2年越しで登れてよかったです。しかし、山頂に早く着きすぎたことにより強風の中で耐える苦行をしてしまったことは反省点。ペース配分とかコースタイムは事前にどれくらいなのかしっかり調べていかなければと思いました。


富士山自体はかなりいい山ですが、渋滞が多いのが難点。景色も晴れてれば雲海も御来光も見れるのでまだ登ってない方がいましたらぜひ参考にしてください。そしてこのミスをおかさないようにして下さい(´๑•_•๑)

御殿場ルートはかなり長いので登るのでしたら小屋毎にトイレにいかないと大変なことになるかもしれません。遮るものがないのでそこら辺で〜とかできないですしね。大砂走りはいい経験になりましたが、正直辛かったのでもういいかな(笑)


長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました😊


※登山後

御殿場駅につき、無料送迎バスに乗って「ごてんば市温泉会館」に行きました。無料で向かえて、料金も安くて、ご飯もそこそこおいしかったので満足(≧▽≦)

でもできれば駅周辺に作ってほしい…富士山にってどのルートも温泉に入りづらくて大変なんよな〜