矢倉岳 〜2017年初登山〜


半年ぶりの登山です。谷川岳の後に、飯能の天覧山(2回)、多峯主山、日和田山に2回登山してるのですが、そこはおいおい書けたら書きます。天覧山も多峯主山も日和田山もどれもいい山ですよ〜


本当は何回か登山に行く予定はしてたのですが、いつも一緒に行ってた友達が入院してしまい、今回は退院祝いもこめて、ということでサクッと登れて景色もいい、矢倉岳をチョイスしました。写真もはりましたが、天気も良く、予想以上の景色の良さと想像以上の辛さがありました(笑)


2017年 3月18日


CT:新松田駅 (8:46) → 矢倉沢BS (9:40~9:50) → 矢倉岳山頂 (11:15~12:30) → セントラル広場 (13:30) → 河村城後 (15:30~15:45) → 山北駅 (16:00)


楽しい登山から一転、アスファルト地獄へ〜


先程も書きましたが友達の入院で登山に行くに行けず、結局最後の登山から半年ほど経ってしまいた。矢倉岳のみでピストンで降りようかと思っていましたが、21世紀の森が近くにあるではないか!しかも滝もある!ということで21世紀の森も帰りに寄って山北駅へ降りようと考えました(こういうてきとうに調べててきとうに行くと今回の自分らのようになるので気をつけてください)


今回の登山の始まりは小田急の新松田駅。



駅前自体は小さいのにバス乗り場が6個ほどあって軽く迷う。


バス出発から30分ほどして矢倉沢BSに到着。これから久々の登山が始まると気合を入れて、準備を済ませてから登山開始…もいつも通り田畑を横目に登山口まで歩きます。



こういうのどかな風景好きなんだよね〜

夏場は虫が多くて嫌だけど(笑)


ちなみに登山口までの舗装道路は意外と急なのでお気を付けて



こんな感じの登山道を1時間ほど登る。久々だからか辛く感じ、はやくもここを選んだことに後悔…


しかし



このために来たんだ!富士山をしっかり見たかったんだ!


雲が少しかかってるけど、とてもよい景色でした。



山頂到着です。山頂からの景色は写真でもあげたよう、富士山をど真ん中に見ることが出来てとても満足です。

ちなみに、山頂ついてご飯を食べてたら雲の中に富士山隠れちゃいましたが、、、


本日の昼ごはんは退院+完全復活を祝って豪華に。

豪華といってもカップラーメンを2人で分けて


残ったスープをコッヘルにいれて、ご飯を入れ加熱→おじや?風に



↑これはなかなかうまい。カップ麺の濃いスープにご飯をいれると、ご飯がスープを吸って、スープ飲み干すつらさを味わう必要はないから登山ではいいと思う。


デザートも用意して


缶のパイナップルです。なぜパイナップルかというと、自分の好みです(笑)


昼食をとり、ゆっくりしてから下山へ

下山は21世紀の森を通りつつ滝を見に行く予定なので、ウキウキワクワク



あれ…



はい、やらかしました…確認してませんでした。いやだって、滝の道が通れるかなんて普通確認しないでしょ…と言い訳をグチグチ言いながらそのまま下山。


21世紀の森は歩きやすいことは歩きやすかったですが、景色はほぼないし、別に見て回るような所もなかったのでそのまま降りました。


そのまま降りるのも大変で、途中からずーーーーっとアスファルト。登山靴でアスファルトの上を歩くのってなんでこんなに大変なんだ、はやく帰りたいーなどとここでもグチグチ



こっからがまた長い…


この後城跡も駅の近くにあるということで見に行こうと思ってそっち側に向かったのがまた失敗でした。


その城までが今回の登山最もつらい急登が待ってました。もはや写真撮る余裕もなし。


いい景色が待ってるだろうと思って必死で登る、登る。



撮影スポットだそうです。いい景色とは、撮影スポットとはなにかと問う。


城跡も



なんというかなんかなかったことにしたくなりました。


写真だけ軽くとって駅へ。ここも辛かったですが、一つだけ「おおー」となったものが


城の中につながる何かがあったのかなーと


山北駅へつく直前、ふれあいセンター?らしき建物があり、日帰り入浴施設があるらしいですが、自分たちは着替え等を持ってなかったので断念。調べてくればよかった…

ただ、そこで買った不知火はおいしかったです。



山北駅ではSLも展示してありました。



16時に駅につき、本日の登山は終了。


矢倉岳自体はとてもいい山でしたが、21世紀の森を回るのはあまりオススメできないです。ただ新緑の時期とか紅葉の時期なら21世紀の森も回ってみてもいいと思います。


河村城跡はトレーニングにはいいと思います(笑)自分はもう行かないと思いますが…



ただ今回で分かったことは、登山はやっぱり楽しいということでした。(もう1年10ヵ月くらい前のことですけど…今は2018年12月19日)



※その後直行でマルイ?にいき、百合展で雪子先生のふたりべやのスマホケース買いました。デパートに登山ザックを背負って行くのはほんとに場違い感半端なかったです(笑)

翌日には売り切れてたらしいので、ほんとによかった〜

日本三大急登 西黒尾根を登って谷川岳へ


2016年8月26日、天気晴れのち雨、時々ガス

初めてのソロ登山+日本百名山5座目です。谷川岳といえば、一の倉沢のクライミングが有名で、8000mの合計死者数よりも死者が多いと言われています。


まあそれはクライミングの方で、今回僕が登ってきたルートは一般ルートでもありながら、日本三大急登でもある「西黒尾根」です。


樹林帯の中を2時間弱、ぬけてからは岩場の連続。スリルありの楽しいコースでした。


土合駅 (8:56) → ロープウェイ駅 → 西黒尾根登山口 (9:30) → ラクダの背 (11:23~11:25) → オキノ耳 (12:55~13:46) → トマノ耳 (13:55~14:00) → 避難小屋 (14:52) → 天神平 (15:20) → (ロープウェイ) → 谷川岳ロープウェイ駅 (15:39)


みなさん、土合駅というのはご存知でしょうか? たまにテレビなどにも取り上げられる日本一深いところにある駅です。この階段の長さは最初から心が折られそうです(笑)でも、これを登れないなら谷川岳にくるなと言われているような気がして、必死で登ります(水上駅かふらロープウェイ駅までのバスは出ていますので、観光目的の方はそちらの方がいいのかも知れません)


長い…これは毎日ダッシュしてたら確実に足腰強くなるし、体力もつきますね。


そして、登りきったーと思ったそこのあなた、実は…

このフェイントはないですよね(ヽ´ω`)トホホ・・土合駅さん勘弁してください。


誰もいない改札らしきものを通ってようやく出口です。僕はここで登山届けを書きましたが、ロープウェイ駅の方がキレイですし、そちらで書くことをオススメします。ここらへん蛾とかの死骸ばっかで…


外から見た土合駅。昔はここも賑わってたんでしょうね。今は閑散としてて少し寂しいですけど。あ、そうそう、さっきの階段なのですが、谷川岳クライミング全盛期だと多くのクライマーがその階段をダッシュして、壁の取り合いをしていたらしいですよ。ここを全力ダッシュって…そりゃないぜよ


話を戻して、とりあえず谷川岳ロープウェイ駅を目指して歩きます。途中のトンネルらしき所は歩道はないので気をつけて歩いてください。前から急にバスが来て登る前に事故とか冗談でも嫌ですからね。


そして少し歩くとロープウェイ駅が見えてきます。普通はここからロープウェイで天神平までいって登るのですが、僕はここをスルーして西黒尾根登山口まで歩きます。


西黒尾根登山口は登り始めた直後に水がでている場所があるので、水分補給ならそこで。ただし水は細いですよ。


最初の方は樹林帯。ここらへでソロの女性に抜かれたな〜。あの人めちゃくちゃ速かったな。


あまりにも周りに人がいなくて、不安になりましたが、そこらへんはスピードあげていきます。


そして樹林帯をぬけて

こういう岩場や道の狭い場所を歩きつつ、ラクダの背へ。

(;つд⊂)ゴシゴシ、、、あれ?あそこ?

そう、その道でした。これはラクダの背で確実に心折りにきてますね、こりゃひでぇ。大好きな岩場だけど、これはさすがの苦戦するなー。男体山では岩場で飛ばしすぎて足つってるしね〜


上から見ると急なのですが、実際登るとたいしたことはないです。でもここ下ってる方々がいてすげー。頑張って、と黄色い声援を送ってもらいました。次回はここ下ってみようかな。岩場は下りの方が圧倒的に怖いですよね〜。


突然ですが、谷川岳西黒尾根の核心ってどこなのですかね?僕はここだと思いました。

この岩場なのですが、実は僕はこの写真から見て左側を登って、今いる位置の右側に岩の上を渡ったのですが、この岩が蛇紋岩ですごく滑りやすくて、右に渡らないと先に進めないのに渡るための手を引っ掛けられる場所がなくてどう渡ろうか悩みましたな。なんとかなりましたけどね(笑)


大変ですけど、岩場だけでも、花もまあまあ咲いててキレイでしたよ

これトリカブトだよね?


似たような岩を登って登って登り続けて、ついにあのオブジェが見えました。

ここまでくればもう山頂は目と鼻の先。


登ってる最中にガスってるな〜って思ってはいたが、ガスってたのは土合駅側で、新潟側は晴れていて、景色は最高!

この景色!というかこの稜線!これを見て、辛かった登山も全て報われた気がしたのと同時に山が好きになりました。今までは山は好きだったのですが、本当に好きかと言われたら迷ってしまうくらいの好きでしたが、これを見て、また山に行きたい、もっと登りたいと思うようになりました。


そこから少し歩いて、まずはオキノ耳



そして昼食、今回はこれ。

スープ春雨の担々麺。これが美味しいんですよね〜でもこれだけだと足りないので、シメのご飯。スープ春雨の春雨だけ食べて、残りのスープは一旦鍋に戻し、そこにご飯を投入。ご飯が柔らかくなってスープの量が減ってきたらOK。やっぱこれですよ。((*´゚艸゚`*))まぃぅ~♪


腹ごしらえも終えて、そろそろ帰りのお時間、の前にトマノ耳に寄ってかないとね。ガスの中の行動はなかなかなもので、人がいなかったら怖いだろ〜な〜



トマの耳もより、さて、ほんとに帰りです。谷川岳は家から結構遠いし、だいたい高校生の僕には新幹線等々を使うお金なんてないので、安定の青春18切符で鈍行(笑)なので少し急いで降ります。



次は肩の小屋に泊まりたいですね〜


名残惜しさもありながら、タイムリミットは着々と迫ってきてるので、下山開始。


ザンゲ岩だったり、


天狗の留まり場だったり、

を見つつ降ります。

途中に岩場が結構あるのですが、頼る必要性はありません、が、たまに足を取られることもあるのでそれだけは注意してください。なにせ、蛇紋岩がなかなかやっかいでして、青い岩にはぜひ注意。




でもとても楽しい岩場なので、登山始めたばかりとかでもこの天神尾根はピストンできると思います。


途中で赤い避難小屋に出ます。ここで一息ついてもいいですね。


また、途中からの天神平への景色もいいですよ。



そしてここで僕は逃げました。本当は田尻尾根を降りる予定だったのです。足の具合と体力と時間を考慮した結果、お金を使ってでもロープウェイで降りようと。。。負けました…


まあでもロープウェイ乗ってる時に雨が降ってきたので結果オーライ?(笑)


天神平に着いて、そのままロープウェイ乗り場へ



ロープウェイで下まで降りて、水上駅行きのバスに乗り、今回の登山はおしまい。


あまり天気予報もよくはない中で、西黒尾根〜トマの耳、オキの耳〜天神平というコースを歩き通せて達成感は大きかったです。なにより肩の小屋付近からの平標山に向かうあの稜線は僕が登山が好きになった原点ですので、次回は谷川岳主脈縦走を一泊二日で行きたいと思います。


天神平からのピストンでしたら本当に登りやすいし、下りも両サイドが草木で囲まれているので滑落する心配も少ないし、景色はいいしという楽しい登山ができるので、高尾山に登って次どうしようとかで悩んでいる方がいましたら、是非谷川岳をオススメします。天神尾根ですね。もちろん西黒尾根は経験をしっかり積んでからチャレンジすることをオススメしますよ(^^) (ってなことを男体山の記事の最後にも書いた気が…)


待ってろ、主脈!




以上、谷川岳の記事でした(2018/04/04)

初の雲海 男体山へ


2016年7月17日 天気 曇りのち晴れ、時々雨


東武日光駅 (7:55) → 二荒山神社BS (8:45〜9:00) → 二荒山神社0合目 (9:00) → 3合目 (9:27~9:31) → 6合目 (10:15~10:22) → 8合目 (11:05~11:00) → 山頂 (11:45~12:25) → 6合目 (13:45~13:53) → 4合目 (14:13~14:18) → 二荒山神社登山口 (15:05)



遡ること今から約1年と8ヵ月前、2016年7月17日に日光男体山に登ってきました。7月も入ったし、そろそろ本格的な登山がしたいと友達と話し、この山に決めました。


朝、東武日光駅につくと空は曇っていて、頼むから晴れてくれよ〜と願いつつもバスへ


バスは全員が座れるようになっていて、55分かかったがそれほど辛く感じることはなかったです。まあ、そのバスに乗ってる時に雲の中に入ってしまった時は、うわーガスの中登山かよって思ってしまいましたが、二荒山神社BSに着いた時は雲の上に!

そのまま降りた側とは反対の方へ渡り、鳥居をくぐってまずは石段


3合目まではカットで(笑)なにせ景色は見えないし、登山道に変化はないしでそこまでおもしろい道じゃなかったです。しかも3~4合目まではアスファルトの上( ゚∀゚):∵グハッ!!

しかもまさかの4合目で…

こっからっすか(´・×・`)


その後も登りに登り、6合目以降は岩場が8合目あたりまで続きます。ここで自分はスピードをあげてガンガン岩場を登っていく。ここでの無理がのちのち後悔することに…


8合目をすぎて足に違和感が。左足が急激に痛くなって、つったことに気がついた時にはもう遅い。なんとか伸ばしたりして治しましたが、確実にダメージは響いていて、つりかけの状態で登頂。最後の赤い色の土みたいな石みたいなところはすごく滑るので注意してください。

雲海も見えるし景色は最高!(でも足は痛い)


ここで昼食タイム〜

なのにトンボとかちっちゃい虫とかがいっぱいいて、正直食った気もしなかった(笑)

それでも40分ほどゆったりしてから下山開始。足の痛みもひいたしね。


下山では8~9合目は土嚢がつんであるんだけど、微妙に急で歩きづらかったです。また、下りの6~8合目の岩場は注意が必要です。まだ登ってくる人もいるので、石落とさないようにとか、なかなか神経使いました。

(そりゃこんな岩場とばしてたら足もつるわ)


あとは下山はピストンなので省略〜



下山時に途中雨が降ったり、3合目から1合目までの長さが登りよりも長く感じたりしたけど、無事下山

めっちゃ真っ白だったけどね(笑)


今回の登山は自分の体力のなさと山に対してのあまさが出てしまい、足がつってしまったのだと思います。今後はこういうことがないようにペース配分には気をつけていきたいと思ってます。


とてもいい山だったので、高尾山とか筑波山とかを登り終えて、次のステップに行きたいな〜って思ってる方にはとてもオススメです。