剱岳 テント泊登山 ~岩の殿堂・憧れの頂へ~

botta

2024/9/3.4

ついに来ました、剱岳

2018年から毎年のように計画を立て、雨やその他予定と被り行けず、気がついたら2024年になってしまいました

それでもようやく踏めた剱岳の山頂!

緊張と感動の連続でした


2024年9月3日


5年前、劔澤小屋で涙の撤退

4年前、大雨で番場島キャンプ場まで行くことすら叶わず

あれからもうこれだけの月日が経ちました


今回も台風の影響があり、直前までかなり悩みました

ギリギリまで天気予報とにらめっこし、ダメなら鹿島槍ヶ岳、行けそうなら剱岳と決めていましたが、4日の天気が晴れるらしい!ということで決行


3日は劔澤小屋までの移動日

新幹線で長野駅まで移動し、そこから扇沢までバス

そして扇沢からは何度か乗り継いで室堂まで向かいます


黒部ダムでのんびり観光したいのですが、山をやっている以上そんな日は来るのでしょうか…


そして2024シーズンで終わってしまうトロリーバス


結局2回しか乗れませんでしたが、最後に乗ることができて満足です


室堂に着いたのは12時頃

今日はあまり天気がよくありませんが、テント装備なので晴れていない方が暑くなく、ありがたいです

明日晴れてくれれば何も問題なし!


鏡池にも何も写らず


雷鳥沢までは基本下りなので行きはサクサク進めます

意外と長いんですけどね


雷鳥沢からは登りです

とにかく登る

しかも岩がゴロゴロとしているんです


テントも重いですし

年に一度程度しかこの重さの荷物は背負わず、さらに年々体力が衰えてきているのを実感するので、持つたびにこんなに重かったかな〜となっています


写真を撮っている余裕すらなく剣御前小屋

雷鳥沢から1時間半ほどでしたが、たぶんペースは少し早めです

テントを背負っているのであればもう少しかかると思います


同じルートで登ってきた人達はみんなここのベンチで休んでいました

みなさん同じ表情なので、キツイのは自分だけじゃない!と


ここからキャンプ場へは30分ほど

下りなので気をつけつつのんびりと



14:55剣沢キャンプ場


ここを今日のキャンプ地とする!


着いて、お金払って、テント立てて…

まずは一杯!

お酒一本ですら重さ的には置いてきたいのですが、このために登山をやっているといっても過言ではありません


このベーコンは思ったよりも汁が多めでグツグツさせると飛び散るのでちょっと失敗でした

ただ味は美味しかったです


お酒を飲んで休憩したら夕食

当然カレーです

山のテント泊はカレーが一番楽ですから


夕食を取ったらもういい時間

明日は2時起きなので18時前には寝ます


ちなみにですが、このテント場はトイレは近いのですが、明かりが当然なく、さらに岩場なので夜トイレに行く際は注意が必要です


明日いい天気になれ、と願いながら就寝



2024年9月4日


2時に起床

満天の星空


腹ごしらえをして準備完了したのが3時半


当然何も見えないのでヘッドライトをつけて出発

4時半を過ぎると渋滞に巻き込まれるので早めに出ました

渋滞に巻き込まれて戻ってくるのが遅くなり、今日中に下に降りれなくなったとなったらかなり大変です


4時剣山荘



剣山荘を過ぎれば本格的な岩場スタート

鎖がついており、鎖ごとに番号がふられているので確認しながら進みます。

両手を使うのでもうストックはしまって大丈夫です。


先を見るとヘッドライトの光の列が見えます

1番の人は2時半とかに出たのでしょうか?


真っ暗なので慎重に

こんなところで落石なんて発生させたら大事故になります


後ろを振り返るとこちらも登ってくる方々の明かりが

5時に近くなり、空は明るくなってきていますが、足元はまだまだ暗いのでヘッドライトを外すのはもう少し先です


切れ落ちている岩場も多いので注意

朝焼けと別山(左の山)

テント場と管理棟が見えますが、こうみるとすごい場所に建てたんだなと分かります。




スマホをかまえられるところでしか写真は撮れません

こんなところで落としたら二度と取れないですし


5時頃前剱

だいたいテント場から1時間半

かなり飛ばしてきているのでこの時間ですが、渋滞があればもう少しかかると思います


前剱までくれば見える剱岳

ここからはより一層の集中と気合いが必要になります。




前剱を下ったこの橋?は右側が特に切れ落ちているのですが、直後の鎖5が危険です。



足場はしっかりしているのでゆっくり進みます。


個人的なこの別山尾根登りの核心は2つありまして、そのうち一つはこの鎖6

下りなのですが、足場を見つけずらかったです。


5時半前になってようやく日の出

前剱の時点ではもうヘッドライトをしまっていましたが、雲が厚く、太陽はまだ出ておらず


朝焼けが非常に綺麗


たぶんチングルマですよね?

別山尾根に高山植物があるとは思わず、このときはテンション上がりました


山頂まであと1時間も切ったあたり

よく目をこらすとカニの縦ばいに取り付いている人が見えます。


平蔵の頭

ここの登りは足場も鎖も打たれていて問題ないのですが


この下りが個人的な核心ポイントその2

足をひっかけて落ちたらおしまいですが、この足場も悪く、慎重に



きました、カニのたてばい


鎖はちゃんとついているので手の力で登ることはできます。

足がうまく岩に乗せられない箇所もあり、この瞬間だけクライミングシューズがほしくなります。


登っているときに下を見ると、高所恐怖症の人は足が震えてしまう高度感を感じると思います。

登りきってから下をみましょう


たてばいさえ終わればもう目と鼻の先

稜線上の岩場を超えます


6:15剱岳

ずっと来てみたかった山頂です

岩場だけで見れば、昔登った奥穂高岳南陵の方が難易度は当然高いのですが、岩場の難易度などではなく、ただただここに憧れていました。



天気も運界が広がってはいますが、青空


立山の先に槍ヶ岳まで見渡すことができました。

写真を撮ったり撮ってもらったりして15分ほど滞在

それほど大きな山頂ではないので、長居はできません。

短い時間でしたが、最高の時間でした!


下山こそ集中して

カニのヨコバイ


最初の一歩目は足でさぐります

一応赤のマークがあるので目視できれば簡単に置くことができます

鎖は必ず1人一本

終わったら次の人に声をかけます



カニのヨコバイを降り切ると小屋が一つ

地図とかだとトイレマークがありますが、携帯トイレ必須です




平蔵の頭の登りはマークがよく分からないのですが、ある程度登りやすいところを見つけて登ります

かなり急斜面ですし、鎖もないので要注意

この辺りになってくると疲労もたまってきているので落石を落としやすく、さらに上からの落石にも気を払わないといけません。



7:37前剱

戻ってきました

ここまでくるとひと安心


 

テント場は雲の中に入ってしまいました

タイミングとしては本当に早く出て正解!

早起きは三文の徳とはよく言いますが、三文では済まないくらいの徳を得ました


前剱で一安心と思いきや、ここからの下りがかなり危険です

登りはあまり意識せず登っていたのですが、かなり急な下り


下からみると尾根に沿うような形で登山道があるのが分かります。

ここで足を滑らすと下まで真っ逆さまなので、かなり神経使いました


剣山荘が見えてくればもう少し

テント場もよく見えます。


ラストの鎖を超え


8:40剣山荘

前回の西穂のときと同様、すぐにヘリコプターが来るそうなのでここでは休憩せず。


2連続荷物搬入用のヘリと遭遇しました。


9:05キャンプ場到着!

つかれました…


剱岳を眺めながらの至福のコーヒーブレイク…といきたかったのですが、残念ながら剱岳は雲の中です。


ここに戻ってきて力が抜けましたが、片付けをして下山の準備をします。

帰りの時間もあるのである程度急ぎます。


11時前に出発

最後まで山頂は顔を出しませんでした。

この後、登山道もガスにつつまれました。


30分ほどで剱御前小屋

特段休憩もなく下山

ここからの下りが大変で大変で


ガスっていて先は見えないですし、とにかく長い下り

荷物も重いですし、昨日からの疲労も積み重なっているため、一刻も早く下山したいという気持ち。

ただし、思いとは反して足はなかなか前に進みません


雷鳥沢が見えて少しほっとしまいましたが、見えてからが長いのもあるあるです


無心で歩き続け、12時半頃雷鳥沢


立山方面は完全に雲の中です



あとはガスの中のんびり歩きます

行きはよかった室堂〜雷鳥沢間、帰りは登りなのでしんどいです


13:14室堂

帰ってきました!

景色はもはや何も見えず

今日天気が微妙でしたが、朝は晴れてよかったです!


室堂もかなり混んでいましたが、なんとか帰りのバスにも間に合いました。

帰りは富山方面へ

今日は富山で1泊です



下までおり、チェックインした後、早めの夕食


本当は居酒屋に入って飲みたかったのですが、あまりにも疲れていたため、飲むのは部屋にして外では軽くご飯を食べました。



翌日はふらっと富山城を観光して、北陸限定の8番ラーメンへ


美味しかったです




ようやく剱岳の山頂を踏めました。

体力はあの当時からかなり落ちていましたが、技術面では問題なく、さらに天気も良く、いい登山になりました。

体力をつけて今度は早月尾根でも行ってみたいものです。





おしまい




CT

9/3

室堂 12:16

雷鳥沢 12:55

剱御前小屋 14:20~14:28

剱沢キャンプ場 14:55


9/4

剱沢キャンプ場 3:36

剣山荘 4:04

前剱 5:10~5:15

カニのタテバイ 5:51

剱岳 6:15~6:38

前剱 7:37

剱沢キャンプ 9:05~10:44

室堂 13:14

西穂高岳 夜行バス日帰り登山

botta

2024/8/18

久々の北アルプス

来月行く剱岳の練習として西穂高岳に行くことにしました


2024年8月18日


バスタ新宿からさわやか信州号

公共交通機関を使って登山をやっている方であれば一度は使ったことがあるのではないでしょうか


自分は今回がたぶん初めて


バス内は特に可もなく不可もなく、ウィラーエクスプレスの方がよかっなという印象でした


お金をかけてでも3列シートの方がいいと思います


5:30上高地バスターミナル

西穂高岳に行く時は帝国ホテル前で降りた方がいいのですが、間違えてバスターミナルまで来てしまいました


でもそのおかげで穂高連峰がよく見える


帝国ホテルまで戻り、登山口へ


最初から急登

一気に標高を上げます



だいぶ標高をかせぎましたが、かなりキツいです

急登ですが、スタートが少し遅れてしまったので、西穂山荘まではノンストップ


7:53西穂山荘

2時間ほどで駆け上がりました


そしてここで少し休もうと思ったのですが、到着してすぐに荷物搬入用のヘリがやってくるとのこと

中で待っててもいいけど15分以上かかるそうなので、休憩もそこそこにすぐに登りました


西穂山荘はラーメンが有名なのでそれの搬入もあるんでしょうね

食べてみたかったのですが、帰りの時はかなり混んでおり、バスの時間もあったため泣く泣く持ち越しです


今日は稜線上の天気があまりよくない





丸山から独標までであれば危険箇所はありません

岩場もかなり安定していました


しかし、ここからはヘルメットも着用していきましょう

登山道自体は問題ないのですが、落石がかなり怖いです



完全にガスの中

まったく見えないわけではないですし、白線も引かれているので問題なし


そしてこうやってガスがでてくると…


そうです!

雷鳥です!

晴れよりも曇っている方が出会いやすいので、ガスで景色が見えなくなった時の楽しみです

ウポウポ鳴いているので分かりやすい!


上高地もギリギリ



西穂高岳の山頂直下

岩場ですが、道はしっかりあります

この直下が特に上の人が落石を落としやすいので注意

自分も落とさないように神経使います


10:16西穂高岳

だいたい登山口から4時間半で到着しました

この時間であればロープウェイ始発組よりも早いので、登山道も山頂も人が少なめです

帰りに渋滞に巻き込まれますが



完全にガスの中なので景色は残念

雷鳥に出会えただけよしとしましょう

休憩して下山

そこまで広い山頂ではないので、ゆっくりご飯を食べたいのであれば西穂山荘まで戻った方がいいです


山荘まで登りの人を待ちつつ下山



山荘近くまで降りてくるとようやく周りが見えました


12:16西穂山荘

みなさん昼休憩か、各々持ってきた食べ物や、山荘のラーメンを食べていました

16時頃のバスに乗らなければならず、その前に温泉に入りたかったので、ここでの休憩は水分補給のみ

ただでさえ想定よりも遅れているので休んでいる時間はありません…



下山時にまた腸脛靭帯炎で右膝に激痛が走りましたが、左足でなんとかかばいながら降ります


14時前に下山!

まだまだ時間はありますが、急ぎ足で温泉へ


上高地温泉ホテルで入浴

人も多くなかったのでのんびりつかれました

いい湯です



2年ぶりの上高地をのんびり歩きましたが、なんか前に来たときより外国人が多い気がします

日本人の方が少ないのでは?


観光地価格の肉巻きおにぎり

朝に菓子パンと道中の行動食しか食べていなかったので、帰りのバスの前になんとしてでも何か食べないと!と思って、かなり高いですが購入

味は普通に美味しかったです

これに600円か…とはなりましたが、たぶん山荘で出てきたら安い!とかいって飛びついちゃいそうです


あとは3列シートのバスに乗って新宿まで帰りました



来月の剱岳にむけていいトレーニングができました

上高地から(頑張って)上がればロープウェイ始発組よりも早く行くことができるので、体力があるうちは上高地から登るのがいいと思います

その分疲れますが……



おしまい



CT

上高地バスターミナル 5:30

登山口 5:51

西穂山荘 7:53~8:01

丸山 8:17

西穂独標 9:01

ピラミッドピーク 9:28

西穂高岳 10:16~10:30

ピラミッドピーク 11:10

西穂独標 11:30

西穂山荘 12:16~12:23

登山口 13:56

火打山 日帰り登山

botta

2024/7/13

昨年妙高山で心が折れ、翌日行くことが出来なかった火打山

富士見平までのしんどさがまだイメージにある中行ってきました




2024年7月13日

深夜バスで長野駅まで向かい、そこから友人の車に乗って登山口へ

深夜バスで初めてウィラーエクスプレス使いましたが、これは寝やすい

顔の周りを覆えるので他人を気にすることなく寝れます


7:50登山開始

妙高山のときよりもかなり遅い出発です



十二曲り


富士見平までは2時間弱ノンストップ

ここまでは足早に駆け抜けるのがいいです

時間をかければかけるほどしんどくなるので


妙高山は真っ直ぐでしたが、火打山は左に曲がり、ここからはお初の道


ヒュッテまでの道は一気に標高を上げるのでなかなかきついです


今回は火打山がよく見えます


高谷池ヒュッテ

小屋の前にクルマユリ

オレンジ色の花です







ワタスゲの群生

ここまで大量に咲いているのは思いませんでした

先月と秋田駒ヶ岳もすごかったですが、火打山も高山植物の宝庫


歩いているだけで楽しいです


ライチョウ平までくればもう一息


もう一息ですが、急登



12:04火打山

登山口からだと4時間くらい

妙高山よりは近いので登りやすいのではないかと錯覚してしますが、かなり疲れました

何より暑い



少し雲が出てしまい、妙高山方面も見えず


山頂で1時間ほど仮眠

暑かったですが、完全にバテてしまい、寝てしまいました



下りはサクサク降ります


帰りは1時間ほどでヒュッテまで

プリンが美味しそうでしたが炭酸で我慢

山の上で飲む炭酸ってなんでこうもおいしいのでしょうか



富士見平から先はペースを上げていきます


登りでエネルギー切れでバテた分、タイムを取り戻します




16:30下山


即温泉でサッパリして夕飯は中華


台湾で食べられなかった小籠包も食べれて満足


帰りは新幹線で帰りました



前回登れなかった火打山に来れたのはよかっです

7月であれば高山植物も宝庫

ワタスゲの群生、これが見れただけでも満足でした



おしまい



CT

登山口 7:50

富士見平 9:40~9:42

高谷池ヒュッテ 10:36~10:40

ライチョウ平 11:24

火打山 12:04~12:58

高谷池ヒュッテ 13:54~14:31

富士見平 15:05

登山口 16:34