谷川岳・一ノ倉沢ハイキング -土合山の家泊-

2021/10/14.15

久しぶりの谷川岳

昨年の主脈を縦走したとき以来

あのときは谷川岳を楽しむ余裕なんてありませんでしたが、今回は土合山の家に泊まり、2日目を早朝からアタックできるので大して大変ではないだろうと


しかし、登山初心者の友人と一緒に行ったのですが、なかなかペース通りに行かず…


結果的にかなり焦った山行になってしまいました




2021年10月14日

一日目


もともと日帰りで谷川岳行く予定でしたが、友人の家の位置的に日帰りだとタイトなスケジュールになってしまう


それじゃあ土合山の家に泊まって、一日目は一ノ倉沢までハイキングして鍋でもしようと


この判断が好判断で、もし日帰り強行してたら下りのロープウェイに間に合ってなかった可能性が非常に高かったです(^_^;



始まりの場所はいつものところ


ここは2ヶ月前にもきましたね


土合山の家はスルーし、谷川岳ベースプラザである程度の荷物を預ける

友人2人はほぼ手ぶら、自分は鍋の食材とコッヘル



一ノ倉沢までハイキング

道中は基本歩きやすく、舗装もしっかりされてます

到着!


あの中央右の岩壁が衝立岩

一ノ倉沢登攀では最も有名なのではないでしょうか?

いつか登ってみたいですが…



休憩しつつ鍋

キムチ鍋!

だんだんと鍋のおいしい季節になってきました


のんびりして帰ります



土合山の家


昔からあることは知っていましたが、泊まるのは初めて


部屋自体は悪くないのですが、驚いた点がありまして


このふすまの先なのですが、



この先が廊下なんです


土合山の家のいくつかの部屋には鍵がないんです



ここに泊まる場合はその点は覚えておいて下さい

土合山の家はホテルでありません。

山小屋のようなものだと思ってください



鍋をしっかり食べたので夕飯は軽めに


この日はこれでおしまい。


一ノ倉沢が思ったよりもよく、初めてこんな近くで岩壁を見れ、次来るときはここを登る時がいいなと思いました



2021年10月15日

二日目


少し寝坊して8:30

ロープウェイ乗り場です


到着

谷川岳が良く見えます


実は冬以外で天神尾根から登るの初めてです。

下りではなんどか使っているのですが、結構簡単なイメージを持っていました。(これが本当によくなかった)


8:44登山開始

ロープウェイの最終が17時だから余裕でしょ



序盤は木の道


ところどころ岩場

さすがは谷川岳



順調に9時半頃に熊穴沢避難小屋


熊穴沢避難小屋からは岩場の連続

こんなに天神尾根って岩場岩場してましたっけ?

正直想定外…


谷川岳主脈縦走のときはそれまでが辛すぎて、天神尾根の記憶が飛んでしまってました


休憩

友人のOが喘息持ちでなかなかペースが上がらず

以前高尾山〜陣場山まで歩いたので、谷川岳も行けると思っていましたが…

もう1人のKは高所恐怖症で後ろを振り返ることができず




天候は安定


こんなに歩きにくかった?


ザンゲ岩を超えればあと少し


最後の登り

今日平日なのに混んでます


11:20肩の小屋

少しタイムオーバー


1年と少し前に歩いた稜線が見える


肩の小屋で休憩しながらホットサンド

ホットサンドメーカーの出番があまりにも少なかったので、今回も持ってきちゃいました


と、ここで急にガスが

まだ山頂行ってないのに


ホットサンドを食べ終え、急いで山頂へ

さっきまで見えてた主脈も曇の中


トマの耳

とりあえずオキの耳まで行くことに


でも道もガスの中


13:29オキの耳到着


景色は




ガスったり、少し晴れたり


トマの耳

人が結構いるが見えます


オキの耳から早々に戻る



天気がいいのか悪いのか


ガスのタイミングがとても悪い


今なら山頂にガスがなし

オキの耳にいたときにちょうど雲の中にいたっていう感じですね



14時頃下山


3時間あるので下山は余裕…と思っていました、この頃は



怖い怖い言いながら高所恐怖症のKはドンドン下山




岩場が下りの方が大変なのは当然なのですが、Oが想定の倍のペース


今日中の下山すら危うい状態


思ったような下山ができず、自分も少しイライラ


Kは先行っていないし(定期的に連絡は取ってましたが)


そんなこんなで下山


15:39熊穴沢避難小屋


ここからあと1時間20分で降りなきゃいけない…


しかもこの間の雨でぬかるみ


でしたが、ここでOが急なスピードアップ

岩場がダメだっただけで、こういう道なら速度出せるらしい


あの田尻尾根

二度と行きません


なんと熊穴沢避難小屋から30分も経たずにここまで来てしまいました


16:09下山

Kは下山したのはつい10分前らしい


避難小屋から猛スピードだったらしいです



谷川岳は雲の中


ロープウェイ最終までに間に合ってほんとによかった…


田尻尾根を本気で考えてました…



下山後は湯檜曽駅前の紫明館でひとっぷろ

なかなかよかったです


温泉に入り帰宅


もう真っ暗

月明かりで照らされた山の稜線が綺麗でした




結果的にはなんとかなりましたが、

今回は特に反省点の多い登山となってしまいました。


・谷川岳天神ピストンを簡単な登山と自分の中の基準で考えてしまったこと。

・登山数回目の友人のペースの遅さにイラついてしまったこと。

・3人で行ってるのに下山に1人先に行かせてしまったこと。


他にもあると思いますが、パッと思いつくだけでこの3点


登山は命のかかる行為です。

自分もそうですが、ましてや人を連れていくというのは人の命を預かってるのと同じようなものです。


そういうことを考えずに安易な計画を立てたことは、しっかりと反省


のですが、この一ヶ月後にまた計画などでやらかしてますorz






今回の登山は景色もオキの耳以外よく、紅葉もきれいでいいタイミングで来れたなと思いました。



また、一ノ倉沢ハイキングがかなりよく、ここはまたいつかのんびりしに来たいです




おしまい



CT

天神平 8:44

熊穴沢避難小屋 9:26~9:32

肩の小屋 11:20~12:47

トマの耳 13:05

オキの耳 13:28

肩の小屋 14:00

熊穴沢避難小屋 15:39

登山口 16:09

四阿山・根子岳 日帰り登山

2021/9/29

日本百名山の一つ、四阿山とそのお隣にある根子岳に行ってきました。

新幹線を使わないといけない都合上、なかなか行くのをためらってました。

しかし、この時期の低山は暑さが厳しいし、1週間前に行くのを決めたので高山はすでに計画が間に合わず、今回の山になりました。





2021年9月29日


久々に新幹線使って登山

北陸新幹線の駅から行く山はなかなか学生には行きにくいものです


今回は上田駅で下車

ここからバスで1時間くらい

そして500円!

安い!!!


菅平高原ダボスで降ります

ここからは45分の歩き


明治大学のセミナーハウスのところを突っ切る



登山口まで一直線の道

この道にくればもう少し…と言いたいところですが、結構長いです

入口で協力金を支払って、アスファルトをひた歩き

この道が緩やかな登りで結構キツい


途中、おっきなわんちゃんにアタックされ、その飼い主のおっちゃんと少し会話しながら登山口へ


元々四阿山から登る予定でしたが、急きょ変更して根子岳から


四阿山登山口までアスファルトを歩くのが嫌だったとかではないですよ?



序盤はハイキング


景色もよし


この東屋までは木の階段で、20分

意外と大変でした


東屋からの景色はよし




東屋から先は少し樹林の中

ここから景色は少し我慢です


道はしっかりしています



45分ほど登ると少し視界がひらけてきました


根子岳まであと少し


視界が一気に開けました!

北アルプスも少し見えます


すれ違った人と少しお話し。

さっきまで槍も見えてたとのこと


おしい!



山頂へのビクトリーロード


11:23根子岳

登山口から1時間半で到着


景色は…





北アルプス方面も牧場もしっかり

曇は多いけど、景色はよし


四阿山もバッチリ

向こうも晴れてそうでよかった


根子岳を堪能して四阿山へ


一気に下ります


根子岳があんなところに


降りきると次は登り

この四阿山までの登りの30分が相当しんどい


道は明瞭だけど、急登



根子岳を降りきってからこの分岐まで30分

ここまでくれば少し登るだけ…なのですが


四阿山方面にガスが

さっきまで晴れてたのに


うぅ…

山頂直下の階段でこの曇


根子岳は良く見えます


四阿山山頂はダメそう



12:46四阿山山頂


景色は


これは…

浅間山が見えるらしいですが、何一つ見えません


根子岳はまだ見えます


晴れるのを待ちつつ昼食

山の上でカップ麺食べたの久しぶり?


お茶も飲みつつしばらく待ってみると



これが限界でした!


四阿山は少し雲が抜けました

またいつか



分岐まで戻り、菅平へ


藪漕ぎとまでは行かないですが、そこそこの背丈はある草の中をかき分けていきます

道はちゃんと分かりやすいです



こういう岩がゴロゴロした道が続きます


下山する方の景色は良く見えますが、結構遠い


藪と岩の交互?

藪漕ぎはかなり短め



14:05中四阿

登山口までまだ2.9キロ

四阿山から1.7キロ


帰りのバスの時間もあり、少し山頂でのんびりしすぎたのもあって、かなりスピード出して下山




14:34小四阿

30分ほどで来れてしまった

結構いいペース


道も歩きやすく、さくさく下山


登山口の牧場の方まではまだ長い


四阿山はもう遠いです


樹林に入ると地面が少しぬかるんでくる


川を渡ればあと少し


牛の横を通り過ぎる

小四阿から30分ほどでここまで降りてこれました

途中人とほとんど会わず



残り10分ほどのところからぐちゃぐちゃ


ぬかるみに耐えて


15:16四阿山登山口

下山!


5時間半ほどの登山でした



アスファルトを歩いて、


到着

ここで四阿山のバッチと


ソフトクリーム!

ブルーベリーの


登山後のアイスは最強

今日もまだまだ残暑が厳しかったので、より一層おいしい


ご褒美のソフトクリームを食べつつ行きと同じ長い道路

ときおり通る車がとても羨ましい


30分ほど歩いてバス停

16:35発のバスの時間には間に合いました!



あとはバスに乗って上田駅へ



ここからは上田駅観光?

上田城跡


時間があったのでぶらっと

少し駅からは遠かったです



駅近の蕎麦屋で夕食


おいしかったです

それと一緒に頼んだレモン酎ハイがなかなか濃くて、さらに登山の疲れもあいまって酔ってしまいました



このあとは上田駅から帰りの新幹線に乗って帰宅



四阿山はずっと狙ってはいましたか、金銭的に厳しく、なかなか行けなかったので、今回行くことができたのはよかったです


ただ、四阿山山頂からの景色がガスってしまい、なかったのは少し残念


ただ、四阿山以上に根子岳がものすごくよかった

歩きやすく、山頂も広く、景色もよく、

お気に入りの山になりました


雪山としても比較的簡単に登れるらしく、ここは必ず訪れたい






おしまい




CT

菅平高原ダボスBS 9:08

根子岳登山口 9:53

東屋 10:12~10:16

根子岳 11:23~11:30

四阿山 12:46~13:30

中四阿 14:05

小四阿 14:34

四阿山登山口 15:16

菅平高原ダボスBS 16:01

白毛門 日帰り登山 -復帰戦にはもってこい?-

2021/9/10

先月天覧山で山は復帰しましたが、登山としてはこの白毛門が復帰戦


体力は間違いなく落ちてるだろうな〜なんて思っていましたが、まさかここまでとは



2021年9月21日

久々の本格的な登山

どこに行こうか悩み、浅間山か四阿山か、いや、谷川岳でもいいななんて


そして

選ばれたのは白毛門でした


谷川岳は何度がありますが、その反対側にある白毛門は1度もなく、せっかくの機会なので行こうと


なかなかキツいことは分かっていましたが、体に負荷をかけて体が思い出してくれたらな〜


それと今回ハイドレーションを初装備

今後の登山で相棒となるかどうか試します!


 

始まりはいつもの場所

体力の落ちた自分にはこの階段で息が切れました


モグラ駅から脱出


白毛門登山口へ

いつもなら谷川岳ベースプラザまでの坂道を登るところが、白毛門は途中で曲がっていきます


駐車場を超えて軽い歩き



9:10白毛門登山口


登山開始

直後からこんな感じで岩多め


ロープたらしてある場所も


辛い…

ずっと登り

岩場で足をあげるところが多く、足に違和感

これは経験上アカンやつかもしれません…



だいたい登り始めて2時間弱


景色が開けてきました。


11:05松ノ木沢ノ頭

ここ標識なかったのですが、どこにあるんですかね

白毛門が見えてきました


ただここからが結構遠い


ここまでも岩場で、ここからも岩が多そうなので、ここでストック収納


まあでも歩き出してすぐ足つって再びストック取り出したのでなんの意味もありませんでした


ここから先は両足の膝のすぐ上あたりがつって激痛

写真なんて撮る余裕なくて、ひぃひぃ言いながら歩いてました



あそこを超えたら山頂


12:10白毛門登頂!

ぴったし3時間

想定タイムよりだいぶ遅くなってしまいました


景色は…





完璧

ここから先の稜線や谷川岳、一ノ蔵沢がしっかり見えます


上州武尊山のあたりでしょうか?


景色はいいのですが、あまりに疲れ果て、動けません


疲労と直射日光の暑さのせいか、食欲が0

ほとんど口に物が入らず、水分と塩分チャージでごまかす


それほど広くない山頂でしたが、あまり人がいないのをいいことに、ガッツリ横になって寝てました


体力落ちすぎ…



50分ほど休憩し、13時出発

足は全然治ってないですが、もう出ないと下山できない…


山頂直下の鎖

これが登りは相当しんどかったです。


松ノ木沢ノ頭


途中写真1枚も撮れませんでした!


下りもここからが長い

体は岩場でやられ、悲鳴を上げてます

松ノ木沢ノ頭を過ぎて1時間ほど歩くと樹林帯


なんとか直射日光の熱からはよけれます。

そしてこのあたり、残り下山まで1時間くらいか?というところでハイドレーションから水が吸えず


水は入っているのですが、残量がある程度減っており、吸いきれず、水が飲めない


今回ハイドレーションと塩分チャージに頼っていたので、ほとんどアクエリ等はもっておらず、困りました。


水が全然飲めない中必死に下山


15:52発のバスにどうしても乗りたくて、つった足にムチを打ちます。

つらい…


途中谷川岳ベースプラザが見えますが、これが見えてもう少しだ!と喜びましたが、びっくりするほど見えてからが長い



これが見えればもうすぐ


最後のひと踏ん張りですが、きつい


15:40白毛門登山口到着!

お疲れ様でした!


と言いたいところですが、あとバス出発まで12分なので、駐車場横のバス停までダッシュ



無事バスに乗れて、上牧駅までバスで行っていつもの温泉へ


のんびり温泉入って帰宅



久々の本格的な登山でしたが、山選び間違えた気もします…

足のつりがひどく、正直登り開始1時間半くらいで撤退も考えてました。


ただ、友人ときてたことや、久々にちゃんと登山をしたかったのでなんとか登頂し、無事下山


就活で相当体力が減っていましたので、今後はトレーニングを…


でも白毛門自体はとてもいい山で、またいつな来たいななんて思ってます。


次来る時は馬蹄形だったりして



おしまい